🔥 FIREムーブメントに夢中だった私が、それをやめた理由

🔥 FIREムーブメントに夢中だった私が、それをやめた理由

以下は記事「I stopped chasing early retirement after years of aggressive investing. The FIRE movement made me feel guilty.(2025年11月6日/By Charlie Brown)」の日本語まとめです。

🔥 FIREムーブメントに夢中だった私が、それをやめた理由

🔥 FIREムーブメントに夢中だった私が、それをやめた理由

イギリス出身のチャーリー・ブラウン(Charlie Brown)氏は、かつて「FIRE(Financial Independence, Retire Early/経済的自立と早期リタイア)」を目指して攻撃的な投資生活を送っていました。
しかし、数年後、道徳的なジレンマ(モラルディレンマ)に直面し、FIREを離れる決断をしました。


💼 2019年、FIREとの出会いと急速な投資生活の始まり

2019年初頭、ラジオで「30代でリタイアするFIREムーブメント」を知ったブラウン氏は衝撃を受けました。
当時、彼女と夫はイギリスでワインショップ兼バーを経営しており、長時間労働に疲弊していたため、「好きな時だけ働く自由」に強く惹かれたのです。

  • 2019年7月(当時34歳)から投資を本格化
  • 23万3,000ポンド(約4,300万円)の資産を運用
  • 支出を抑え、余剰資金をすべてインデックスファンドへ投資
  • 2020年夏、事業を売却し、家と持ち物をほとんど手放す

同年10月、FIREを目指してからわずか15か月後にイギリスを離れ、夫婦で世界旅行生活を始めます。


✈️ 旅の途中で生まれた「違和感」と「罪悪感」

最初の滞在地はスペイン北部のワイン産地ログローニョ。
その後、ジョージア、イタリア、ポルトガルと旅を続け、2023年8月にはポルトガルに定住しました。
しかし、旅の中で彼女の心境は変化していきます。

  • 当初は「とにかくリターン重視」だった投資スタイル
  • 徐々に「自分のお金がどんな企業を支えているのか」に疑問を感じ始める
  • 倫理的投資(ESG)ファンドに切り替えるも、完全には納得できず
  • 一部企業の労働環境や経営姿勢に疑念を持ち、「利益を得ることに罪悪感」を抱くように

「お金を増やすために投資していたけれど、
そのお金が作る世界が本当に自分の望むものなのか疑問に思い始めた。」


🌱 FIREをやめて、“倫理的なお金の使い方”へ

2025年6月、Mediumで「投資の倫理的側面」について執筆したことをきっかけに、
ブラウン氏はFIREムーブメントから完全に離脱
投資信託への追加投資をやめ、夫と新たなビジネスを始める準備を進めています。

  • これからは「自分の価値観に沿ったお金の使い方」を重視
  • 新たに「ポルトガルでワインを造りながら書く生活」を志向
  • フリーランスライターとして働き、収入の波はあるが心は安定

💬 FIREの“光と影”

ブラウン氏はFIREを次のように振り返ります。

「FIREがなければ今の人生にはたどり着かなかった。
でも、もう投資戦略として人に勧めることはない。」

  • FIREは経済的自由を与えるが、同時に利益至上主義を助長する側面もある
  • 「早くリタイアする」ことを追いすぎると、人生の意味や倫理を置き去りにする
  • 結果として、「働くこと」自体が持つ楽しさや意義を見失ってしまう危険がある

最後に彼女はこう語ります。

「意味のある仕事をしているときの方が、
早期リタイアよりずっと楽しい。」


🧭 まとめ

テーマ内容
元の目標FIRE(経済的自立・早期リタイア)
転機投資の倫理的側面に対する葛藤
現在の生活ポルトガルでライター兼ワイン製造
教訓「自由」とは“早期リタイア”ではなく、“自分の価値観に忠実に生きること”

総評:
チャーリー・ブラウン氏の物語は、FIREの「数字的成功」よりも、
心の納得感”と“倫理的お金の使い方”を優先する新しい生き方を象徴しています。
FIREの次に来るのは、「Meaningful Work(意味のある仕事)」の時代かもしれません。

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